SELENACUP

Interview case.01

中島美津子(なかしま みつこ) 先生

東京医療保健大学東が丘・立川看護学部看護学科 大学院看護学研究科

安全で快適なセレナカップは、多くの女性に愛される商品になると思います。

セレナカップはどのような女性におすすめの商品だと思いますか?

ナプキンのように頻繁に交換する必要がないので、私たちのような医療従事者に非常にマッチしたアイテムだと思います。私たちは一度オペ室に入ったら、何時間もナプキンを交換できないようなケースもありますから。もちろん医療従事者に限らず、キャビンアテンダントのように何時間もトイレに行けない状況が続く職業の方にもセレナカップはおすすめだと思います。私たちは意外と仕事中に体を大きく動かすことが多く、ナプキンでは十分に経血をカバーできないこともあるんです。しっかりフィットするセレナカップは漏れの心配がありませんので、体を大きく動かすスポーツ選手や保育士さんなどにも使っていただきたいですね。月経時の経血量には個人差がありますが、経血量が非常に多く通常のナプキンでは漏れてしまう女性にも適していると思います。

セレナカップの魅力は何でしょうか?

頻繁に変える必要がないのはもちろんですが、体に優しい日本製シリコン素材を使っているので、安心して利用できる点も大きな魅力だと思います。しっかりフィットしてくれるのに、装着していて違和感がないのも嬉しいポイントですね。ナプキンはどうしても多い日には漏れる心配があるので、白いボトムが穿けなかったり、安心して電車に座れなかったりするんです。セレナカップがあれば、そんなストレスからも解放されますよね。ナプキンと違って繰り返し使えるので地球に優しいですし、生涯消費量を考えればナプキンよりもコストパフォーマンスが良いと思います。ナプキンを購入するには年間数千円かかりますが、セレナカップは一度購入すれば何年間も使用できますから。

セレナカップを使うことに抵抗を感じる女性も多いと思うのですが…。

日本人はナプキン使用者が多いので、膣内に異物を入れることに抵抗を感じる人もいるかもしれません。ましてや性交渉の経験がない女性であれば、なおさらでしょう。自分の見えない場所に何かを挿入することに、恐怖を感じることもありますよね。 しかし、今では当たり前のように普及しているコンタクトレンズだって、登場当初はそんな風に捉えられていたと思うんです。自分の目の中に、異物を挿入するわけですからね。それが今日では、コンタクトレンズは大勢の人に受け入れられ、生活を便利にしてくれています。きっと時間が経てば、セレナカップもそんな存在になるのではないでしょうか。

TSS(トキシック・ショック症候群)をご存知ですか?

はい、医療従事者としてある程度の知識はあります。トキシック・ショック症候群は、足の切断などにつながりかねない怖い疾患です。セレナカップは医療用としても使用される日本製の安全なシリコンを使用しているので、そのリスクを大幅に軽減してくれるのではないでしょうか。
※TSSはバクテリアの黄色ブドウ球菌によって引き起こされる疾患。TSS発症者の半数は、タンポンを使用する女性であるという報告がある。

セレナカップをこれから使いたいと考えている女性たちに、メッセージをお願いします。

セレナカップはとても良い商品なので、認知さえされれば、あっという間に多くの女性に利用されるようになると思います。
最初は抵抗を感じる人もいるかもしれませんが、それはおそらく習慣や文化の問題ですよね。例えば小学校の性教育でセレナカップのような商品に触れるなどして文化を変えていけば、きっと日本でもスムーズに受け入れられると思います。
ナプキンを交換する煩わしさや、漏れてしまうという不安に悩まされていた女性には、ぜひ愛用して欲しい商品です。

END.